2025年07月11日
7月8、9日の2日間、大潟村立大潟中学校2年生による職場体験が行われました。
数人ずつのチームにわかれ、村内にある9カ所の職場をそれぞれ体験しますp(^_^)q
今回は、4カ所の職場に取材に行ってきた模様を2回に分けてお届けしたいと思います!
まずはこちら!
男鹿地区消防署大潟分署
にお邪魔しました!
こちらは、離れた位置から緊急車両内にちゃんと聞こえるか、無線のテストをしている様子です。
実際に毎日行われているそうです。
次に、救命講習を受けました。
講習を受けるのはみんな初めてで、熱心にメモをとりつつ聞き入っていました。
講習後の質問では、熱中症の対応時、冷やす道具が1つしかない場合はどこを冷やしたら良いの?等鋭い質問も。
(ちなみに、太い血管が通っている場所である首の後ろが良いそうです。)
対応者が自分1人しかいない場合の具体的な対応方法や、迅速な救命対応がいかに重要か等、私も含めて大変勉強になりました!
この後は実際に練習用人形を使って、心肺蘇生法の実技が行われました。
2日目は放水訓練も行われるそうです!
次に訪れた干拓博物館では、
受付業務体験の真っ最中でした^^
職員の方に見守られつつ、次々訪れる来館者の対応にあたりました^^
受付業務は緩やかに見えるかもしれませんが、実際は同時にいくつもやることがあり大変そうでした。
突然ガイドを頼まれる事もあり、そういう場合は出来る範囲で対応しているそうです。
(基本的には、ガイドは事前予約が必要です。)
缶バッチ等のグッズ製作も体験しました^^
今月末に秋田拠点センターアルヴェで行われるジオパークイベント等で使用される景品だそうです。
色々な種類があってカワイイ^^
来年は、ぜひ他の職場にも取材に行ってみたいと思いました\(^^)/
次回をお楽しみに~(*^^*)
(K・M)
2025年07月10日
7月4日(金)、大潟漕艇場にて「公益社団法人日本ローイング協会 パラローイング日本チーム」の強化合宿セレモニーが行われました!
7月4日(金)~7月9日(水)の期間、パラローイング日本チームの皆さんが大潟村で強化合宿を行います!
この日はあいにくの曇り空でしたが、会場は大歓迎ムードで、温かく和やかな雰囲気のセレモニーとなりました(^_^)
セレモニーでは、大潟村から地元の特産品『あきたこまち』がチームに贈られ、パラローイング日本チームからはチームのユニフォームが村に贈呈されました!
心のこもった贈り物の交換に笑顔が溢れていました(^_^)
髙橋浩人村長からは
「有意義な強化合宿になるようできる限りサポートさせていただきたい」と温かい歓迎のお言葉も!
公益社団法人日本ローイング協会 パラローイング本部長 高浜一朗さんは、
「大潟村の皆さんとの交流が、スポーツを始めるきっかけになれば嬉しいです」と素敵なメッセージがありました!
写真からも伝わってくる、和やかな明るい雰囲気☆
世界選手権に向けて『あきたこまち』でしっかりパワーをつけていただけたら、村民としても嬉しいですね(^_^)
セレモニー翌日の7月5日(土)には、大潟村村民体育館で「バーチャルローイング体験」も開催され、参加者の皆さんとパラローイング日本チームの選手たちが一緒に交流したようです!
スポーツを通じてつながる、素晴らしいひとときになったのではないでしょうか☆
練習前の準備をしている選手もカッコイイ☆
良い刺激になりますね!
選手の皆さんの笑顔がとても印象的で、心に残るセレモニーとなりました!!!
パラローイング日本チームの皆さん、世界の舞台でのご活躍を大潟村から応援しています\(^_^)/
Let’s!Rowing!!!
(M.S)
2025年07月09日
ホテルサンルーラル大潟の近くにあるこちらの看板、目にした方も多いのでは^^
先日、株式会社クボタ大潟村実証実験施設へ見学に行ってきました!
こちらの施設では、大潟村で回収した稲わらからバイオ燃料や肥料(バイオ液肥)を製造する技術の実証実験が行われています。
株式会社クボタの担当者さんから、実証事業の詳しい内容や大潟村でフィールド実証を行う事になった経緯についてお話を伺いました。
日本国内では年間約800万トンの稲わらが排出され、その多くが農地にすき込まれています。
すき込まれた稲わらは肥料になる一方で、温室効果が高いメタンガスを大量に発生させることから、大きな課題となっています。
今回の実証事業では、地域で収集する稲わらからバイオ燃料やバイオ液肥を製造し、地域の農業などで利用する仕組みの構築に取り組んでいます。
日本有数のコメの産地であり、「自然エネルギー100%の村づくりへの挑戦」を掲げている大潟村は、令和2年に「バイオマス産業都市」、令和4年には「脱炭素先行地域」に選定されています。
本実証事業との親和性が高いことから、大潟村でフィールド実証を行うことになったそうです。
稲わらをすき込まないことや、メタン発酵液を土壌に還元することによる稲の生育や土壌への影響については、別途秋田県立大学・大潟村との共同研究において確認を行っているそうです。
※株式会社クボタさんのホームページを一部参考にさせていただきました。
より詳しい内容が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
レーキで集草し、ロールベーラでロール状にした稲わらです。
合成繊維ではなくコットン素材のネットを使っているので、このまま粉砕してメタン発酵に使用できるそうです。
メタン発酵設備。2024年に本格稼働を開始しました。
稲わらロールを解体し、細かく粉砕したものです。
製造されたバイオ液肥(発酵液)。臭いはキツくなく、近づいて嗅いでみたら臭う程度。
液状のままでは広大な田んぼでは撒きづらいので、粉末状やペレットにするなどの工夫も必要で、試行錯誤中とのことでした。
実証事業は、2022年~2029年の期間行われる予定だそうです。
地球に優しく、未来に様々な希望をもたらす稲わら資源循環システム。村民として、いち地球人として、心から応援しています!
※本実証事業を含む株式会社クボタさんの取り組みが、テレビ東京系の「メルクリウスの扉」という番組で紹介されました。
YouTubeで10月6日(月)まで視聴可能ですので、ぜひご覧ください!
(K・M)